処方された薬が効かない場合で特に当院で多いのは、「感冒薬でせき止めを処方されたが効かない」と訴える方が最も多いです。
そんな症状の場合、呼気NO検査をして咳喘息であることが良くあり、吸入ステロイドで改善することが良くあります。
反対に「気管支喘息で処方された吸入ステロイドが効かない」という場合は、薬剤量が少ない、喘息以外の他の疾患を考える必要があります。
検査の結果、マイコプラズマ肺炎、百日咳であったこともあります。
「熱が下がらない」という場合もよくあります。
最近感冒では抗生物質を処方しないことが一般的になっていますので、レントゲン検査で肺炎であったということも多く、そのような場合抗生物質を処方し、改善することもあります。
いずれにしても薬が効かないときは、ぜひご相談ください。
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