小児の急性咳嗽は、最近、ウィルスなどの感染に伴う咳が多く、約10日間で50%、25日以内に90%収まるとされていますが、あまりに長引く場合は、百日咳などの病原菌が残る場合もあります。
一部の方では、感染により気道過敏性が亢進し、少しの刺激で咳が続いてしまう感染後咳嗽もあります。
また、ゼイゼイ、ヒューヒューといった喘鳴が出る場合は、気管支喘息のこともあります。
年長児の場合は、一酸化窒素濃度測定(NO)の検査、血液検査等で診断がつくことがあります。
治療には吸入ステロイド、抗アレルギー薬などを使用します。
しつこい咳などで悩まれている方はご相談ください。
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