6月26日以降の症状について書きます。罹患直後から咳嗽があったものの、強烈な咽頭痛のため前回まで報告していませんでしたが、発病後3日目くらいから咳嗽はに徐々に強くなり、5日目から10日目くらいまで継続しました。私は気管支喘息があるため、感染後の喘息発作状態と考えていましたが、シムビコートを使用上限の3~4倍使用するも効果がなく、夜間に咳発作のため、肋骨骨折を併発するのではないかと思うほどでした。経口ステロイドを内服し、ようやく軽減していきました。その間に、院内の健康診断を行い血液検査しましたが、肝障害も認められ、全身倦怠感の原因の一つと思われました。又、スタッフのコロナ中和抗体を測定しましたところ1000~11000U/mlとかなりばらつきがあり、私はコロナ罹患後のためか、4800と高値でした.この値が300以上ですと、感染や重症化予防が期待できる「高力価」になるようです。ただコロナに罹患していない人が最高値を示しており、理由は不明でした。私は幸いなことに、コロナ後遺症で多く見られる全身倦怠感はなく、コロナ感染2週間でほぼ治癒したものと思っています。この経験談が皆様の参考になれば幸いです。
最近の外来では、コロナ陽性になる方も多くすでに、第9波に入っているような感じがあります。このブログで書きましたように、コロナは、軽症でも結構大変になります。皆さん、コロナワクチンはしっかり受けてくださいね。コロナワクチン希望の方、コロナにかかったかなと思う方はいつでも当院に受診してください。当院ではいつでも受け付けています。
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